続き
まぁ、続きです。
BBR-4MGの話ですね。
普通のルーターの仕組みからいうと、内臓スイッチングハブの構造から
上記のようにこれでセッションが確立出来、同じようにいくつかのルーターを使い、
マルチセッションを確立できる。
これは、昔、マルチセッションがうまくできてなかった時の、回避策で、
一つのルーターではセッション数もCPUもシングルコア低クロックなので、
セッションエラー起こりまくってた時、ルーターを上図のように連結させて使っていた。
ところが、BBR-4MGはワンチップ統合型なので上記のような動作が出来ない、
特殊なのです。
上記の物ですが、まぁ発売されて何十年もたってるのですが、
それでいて汎用性も特になく、fleebsdも入るのですが、入るだけでなにもできないのが現状です。
まぁルーターだけでなくて、すべての機器の基本構造はほぼ同じなのは違いないのですが、上記のようにカスタムされ、理論通りにうまくいくとは限らない一例もあります。
現在、高性能チップを積んだルーターが各社から発売されています。
むしろルーターというよりもメディア機器に近い、
usbハードディスクを繋げて、しかもNAS共有出来たり、pptpでネットワークログオン出来たり、無線飛ばしたり、DDNS使えたり。
しかし、それはメーカーが指定した使い方しかできず、期待したけど不便で使い物にならなかったりと、わるいところもあります。
そういう所から、別の視点で、純正のファームから脱却する動きもあります。
いわゆるアメリカで盛んに使われているカスタムファームウェア、openwrtがそれです。
す、ベースはlinux、
それに、いろいろな機能を追加してコンパイルし、自分たちで使うようになり、
tomatoファームやdd-wrt に派生していった
特にdd-wrtは、追加機能が純正ファーム以外のDDNSが使えたり、pptpサーバはもちろんの事、openvpnも使える、nas機能も、FTPも、スクリプトを組めばそれも動く
トラフィックモニタで監視できる、機能は語りつくせないくらい豊富にある
ただ、バージョンによって、目当ての機能がちゃんと動く動かないがあり、最新バージョンがすべて良いとは限らないし、安定しているバージョンを知っているのも
その道のひとなわけですが。
まぁ、いろいろな選択枝の中より最高のセッティングをするのが仕事のうちなわけですが、もし、ご相談いただければ、より良い使い方をセッティングします。
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